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 エルフュー犬舎主Brian Tailor Hays氏公認

◆ エルフュー犬舎は2,018年9月28日で82年の歴史を閉じました。

 このページでは、米国エルフュー犬舎創立者Robert G. Wehle氏と、二代目Brian Tailor Hays氏の情報を著書やAmerican Field誌の翻訳とトルーマン コール氏から聞いた話し等を私の知る限り投稿致します。

ギャラリー

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)大きな四角い鼻口部と明確な視線、バランスの取れた頭。濃い目と小さくて適切な位置にある耳。歯は均一で充実しています。

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)首は長く、余分な皮膚やのどがありません。
肩は滑らかで引き締まっており、刃は上部でほぼ接触しています。前脚はまっすぐでよく離れており、胸は豊かで深いです。

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)足は強くて緩やかにアーチ状で、つま先は揃っています。背中はわずかにアーチ状で、腰は強く、よく発達しています。腹部は引き締まり、しっかりと巻き込まれています。

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)後肢は四角く真っ直ぐで、尾部に向けてわずかに傾斜しています。後肢には角張った部分がたくさんありますが、常に四角形です。

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★ エルフュー系の系統繁殖において、注意すべき多くの事柄があります。
以下の文章を読み上げます。
 ここでは、生まれた子犬の適切な選択について述べます。
どんなに強力な遺伝子プールでもアウトクロス、つまり異系交配が行われても遺伝子プールの利点は1から2世代で失われる可能性が非常に高いです。
ボブは、実際にこれが頻繁に起こることを何度も経験し見てきました。
 もう一つの失敗する落とし穴は、同じ遺伝子プールの交配でも最高の優れた品質の子犬と、優れた個体ではない仔犬が生まれる事です。
繰り返しますが、適切な選択を怠ると優れた品質が失われてしまいます。
 遺伝子プールを強力に後々まで保つには、常に細心の注意を怠る事無く選択する必要があります。
健全な繁殖プログラムの選択の一つに、遺伝子プールを欠陥から守るために難しく悲しい決断を行う必要があります。
ボブは何回その決断を下したか解らないほど行ったそうです。
その一例を紹介します。
 繁殖した中の一頭白リバーの牡犬が目を離せないほど美しく、非常に早熟で、素晴らしい筋肉と理想的な体構を備え全ての特質を持ち備えていたので数ヶ月間Wing&Shot訓練を行いました。
 ある日のこと口の中を覗いてみると、前臼歯に5本の歯が生えているのが見つかったので、悲痛な決断を下す事になりました。


 ボブの言う悲痛な決断というのは淘汰つまり殺すのでは無く悲しい別れと言って、売却可能犬舎で飼育するのでWing&Shot訓練を行ったり競技会犬として出犬する事も無い状態の事です。

外貌から見分けられるエルフュー系統
以下の文章を読み上げます。
 高度な最高のエルフューポインター系統を見分けるには、芸術的な知的能力のある人の感性で見た、外貌や体構と血統の見極めが大切ですが、私には、その能力が無いので、血統を信頼し、外貌と体構と歯の数を基本として、繁殖した子犬を選択しました。
その体験を基本に、誰でも見分けられると思われるその方法を解説します。


    

エルフュー系統の頭部を見た形の外貌は三種類で色は四種類に分類されます。
以下の文章を読み上げます。
 上の写真をクリックすると、拡大表示されます。
写真の左端は、エルフュー犬舎創立50周年を記念して2人の画家が描いた三種類の外貌と四隅の線画です。
 エルフュー系統は、この三種類の外貌つまり顔と頭の象徴と言っても過言ではありません。
若し違った形だと、血統書とは無関係でエルフュー直系の系統ではありません。
 上部の外貌は白オレンジ色ですが、鼻先が黒色で、パット、つまり足裏の肉球も黒色と、鼻先とパットがオレンジの二種類に分類され、クッキリと鮮やかで濃い体毛です。
 下の写真は白黒と、白リバー色ですが、何れも濃い体毛の境が、誰にでも明らかに、一目で見分けられるクッキリと鮮やかで濃い体毛です。

エルフュー系統直系の体構は、高度な猟技のための重要な配慮がなされています。